オオカミ信仰で名高い三峯神社のご神域に一歩入りますと、巨大な一対の眼が見降ろしているように感じます。片眼だけでもゆうに数メートル超はありそうなサイズ感に思いますが、物理的にたとえるのは本質と異なるかもしれません。

濃霧が現れる時、または、そのように、ふと薄暗く濃密な雰囲気になる時は、異次元的な空間に変わります。その時にはっきりしなくても、抜けた時に「今のは…」と振り返って思われる方も多いのではないでしょうか。

参拝の回を重ねるごとに「三峯神社は厳しい」と評されるだけの、峻厳なご神威を、より強くひしひしと感じます。私的には、心身をあらため矜持を正すために定期的に伺いたい特別な神社です。

「氣守」が知られていますが、今回は、ご眷属のオオカミさんたちが、四方八方睨みをきかせてくださる(お顔だけ外向きです)、頼もしい交通安全ステッカーを授かりました。ご社紋の菖蒲菱に因んだあやめ色が綺麗です。

三峯神社 埼玉県秩父市三峰298−1